すでに体感している方は、多いかもしれないですね…
4月19日(金)経団連会長、中西宏明会長は「終身雇用を続けていくのは難しい」と発表。
安定の「終身雇用が崩壊」するなかで、よく耳にするのは大企業の【早期希望退職】
早期希望退職という名の『リストラ』がどうなっているのか?
終身雇用が崩壊し、早期退職をした方、今後の就職活動についても含めてご紹介します。
Contents
終身雇用はいつから?
終身雇用制度の導入がはじまったのが、1950年頃だと言われています。
当時は景気がよく、右肩上がりの成長を続けていた日本。
企業は優秀な人材を長く確保しておきたいと考え、優秀な従業員を確保するひとつのメリットとして「終身雇用」を開始。
「当社に入社してくれれば、定年まできちんと雇用します」
と伝えることで、求職者に「安心感」というメリットを提示していたのが【終身雇用制度】です。
終身雇用のメリットデメリット
- 定年まで「安定した収入」を確保できる
- 長期にわたって社風に合った人材を育成できる
- 人件費のコントロールが難しくなる
- 「生涯雇用」という安心感が裏目に…従業員の質が低下するリスク
安定感から生まれる、安堵感から『困った上司』になってしまう事が多い会社は多いのではないでしょうか?
終身雇用はいつから崩壊している?
数年前から、大企業の大幅なリストラはあると断言されていたところもあります。
3~4年以上前から、すでに「崩壊していた」と言っても過言ではないと思います。
何年も前から、日本の日本市場は縮小傾向にあり戦後のような「業績が右肩上がりに成長する」ことを前提に考えられた、『終身雇用』は難しかったようです。
最近、その中でも耳にするのが『早期希望退職者』
ここ数日では、大企業の『早期希望退職者』というなの【リストラ】が増えていると聞きます。
早期希望退職者の現状
人手不足が叫ばれるなか、大手企業がいま、「早期希望退職」という名のリストラで、45歳以上の人員整理に走っている。
「『あなたは残っても仕事がない』と言われた。それなりに貢献してきたと思っていたので、ショックで食事が喉を通らなかった」
NEC社員のAさん(48歳、SE)が胸中を打ち明ける。傷つけられたプライド、将来への不安……。上司の言葉はあまりにも残酷だった。会社人生半ばで突然、退職を迫られるサラリーマンの声が悲痛になるのは、無理もない。
希望退職とは名ばかりの、退職強要まがいの「面談」が精神的に追い討ちをかける。
「面談者の部長から、『今の部署に残りたいというのであれば、どのように貢献できるのか、示せ』と言われた。面談のたびに貢献策を提案したが、部長からは毎回駄目出しを食らった。結局、何を提案しても無駄な抵抗と感じた」(54歳、NEC経理)
「6回めの面談時に、『面談をやめてください』と何回もお願いしたが、部長は『答え(早期退職の選択)が出ない限り終わらないのよ~』と冷たく言い放った。いつまで面談が続くのかと、絶望感に襲われた」(54歳、NEC技術)
出典元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190422-00010000-flash-peo&p=1
Yahoo!ニュースでは、「45歳以上のリストラ」を実施している大企業8社の状況をリストアップされている。
- NEC(2018/6/29)/目標:2019年春までに3000人
- エーザイ(2018/10/25)/目標:2019年3月までに100人、2020年、2021年に追加予定
- 日本ハム(2018/10/31)/目標:2019年10月15日までに200人
- アルペン(2019/1/9)/応募:2019年3月20日までに355人
- カシオ計算機(2019/1/31)/応募:2019年3月までに156人
- 協和発酵キリン(2019/2/5)/応募:2019年3月までに296人
- コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2019/2/14)/目標:2019年4月中までに約700人
- 富士通(2019/2/19)/応募:2019年1月末までに2850人
こんなに、大人数をしかも45歳以上って…
キャリア・実績があれば再就職も気にならないかもしれませんが
きっと、家庭を持っている方も多い年代。
仕事が、変わるという変化だけでも『心労』は大きいのでは…
また、こんな大企業の社員が中小企業で働き始めたら?
中小企業で採用されてたかもしれない、人材は不要になってくるのでは…
早期退職をした方達は…
【早期退職して初めてわかった大切なこと】
「昼間張り切り過ぎて、夜9時に寝がち」
また明日!
Ryo JAPAN
youtubeチャンネルもよろしくおなしゃっす!https://t.co/Au0a9cJ7zV#早期退職— 早期退職-退職金節約生活 (@RYOJAPAN7) 2019年4月17日
地方公務員を早期退職して一週間が経った。
今のところ、ストレスフリーな生活を送ることができている。— 早期退職しちゃいました‼️ (@GPZ900RMINIone7) 2019年4月9日
結局終身雇用崩壊のしわ寄せが来ているわけで、短期離職をネガティブに捉えられても、従来から短期で辞めたいと思っている人はいたと思う。#短期離職 #フリーター #就職 #終身雇用 #早期退職 #無職
— くま@フリーターから正社員を目指して・18卒 (@freeter0415) 2019年4月20日
中にはスッキリして、第二のステップを楽しんでいる方もいるみたいですね♪
今後の就職・転職活動は?
22日午前に通年採用を進める方針を公表されています。
報告書では…
「新卒一括採用に加え、(専門スキルを持つ人材や留学生などを通年採用する)ジョブ型雇用を念頭に置いた採用も含め、複線的で多様な採用形態に秩序をもって移行すべきだ」
出典元:日本経済新聞
新卒一括採用だけではなく、専門的なスキルを持つ人材・留学生通年採用する!
通年採用は2022年から開始予定のようです。
45歳以上の早期退職者を募り、新しい時代に見合う人材を囲いこむのが目的ですよね…
『とりあえず大学に行っていれば…』という時代ではなくなりました。
転職活動は?
若いうちに転職をすることでスキルアップに繋がると言われています。
一つの企業で働くことが「素晴らしい」という観点の日本!
アメリカやイギリスでは、4~5年でキャリアアップを図り転職していくのが、当たり前でした!
コチラのYahoo!ニュースでは転職に関する詳細な情報を確認することができます!
転職活動を少しでも考えている方は↓↓↓↓↓
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就職・転職活動の時に、最終面接まで行った時参考にして欲しい記事もご紹介します!
まとめ
市場の変化と共に、働き方もどんどん変化していきますね。
先を想定した、自分に合った働き方を個々に考えていかなければイケない時代になったと思います。
会社という組織に属することで、良くも悪くも会社に染まってしまう
良いところだけを、次のステップに活かしてキャリアアップしていきたいですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。mameでした♪